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電話の例でいうと通信規約には、人間にわかりやすい規約から電気信号の詳細に関わるような規約までがあります。
このように規約が階層化されているのはプロトコルの特徴です。
たとえば、電話番号をプッシュしてrooさんですか?」と言ったり「はい。
00です」を言う人にとっては、それがデジタル信号なのかアナログ信号なのか意識する必要はありません。
携帯電話かPH8かで相手確認の台調を変える必要はありません。
電話の電気工事を担当する人は、デジタル信号とアナログ信号の違いを知っていなければなりませんが、ユーザが話す内容を気にする必要はありません。
配線した設備が固定電話に使われようとインターネット接続をして1P電話に使われようと、工事の方法を変える必要はありません。
このように、プロトコルは複数の層(レイヤ)に分かれており、他の層のプロトコルに影響されにくい仕組みになっています。
プロトコルを分けているので、ある部分の規約変更によって他の階層の規約が無効になったりはしないのです。
各階層のユーザ、担当者も理解しておくべき規約が最小限で‘済みます。
通信がプログラムによって行われるときは、各階層に位置するプログラムを独立して作ることができます。
電話番号をプッシュして電話をかけ「00さんですか?」rはい、00です」と言うやりとりの通信規約携帯電話やPH8、固定電話、1P電話などの違いによってそれぞれ異なる通信規約デジタル信号とアナログ信号の違いで、それぞれ異なる伝送方式の通信規約表91音声電話のプロトコル例(3)180が推奨するプロトコルの作り方。
180(国際標準化機構)は、開放型システム聞棺互接続(081:0pen8ystems1nterconnectiorVの基本参照モデルを発表しています。
081基本参照モデルはプロトコル自体ではありません。
通信規約を作成するにあたって参照すべき概念的・機能的なものです。
このモデルを参照してプロトコルを作成していくと、7つの階層に分けられたものとなります。
インターネットの通信規約はTCP/1Pといい4階層です。
081基本参照モデルとの関係を表すと概ね表92のようになります。
102インターネット電話のことVoIPというプロトコルを使います。
プレゼンテーション層アプリケーション層、セション(セッション)層、トフンスポート層トランスポート層、ネットワーク層インターネット層、データリンク層、ネットワークインターフェース層、物理(フィジカル)層。
(4)TCPIIP。
TCP/1Pの仕様書は、RFC103(RequestsforComments)という文書で公開されており、誰でも見ることができます。
HTTP,POP3,8MTP,PROXY,DHCP,TELNET,DN8などが、アプリケーション層のプロトコルです。
トランスポート層のプロトコルにはTCPとUDPがあります。
インターネット層のプロトコノレは1Pです。
ICMPは1Pより上位のプロトコルですが、インターネット層に分類されます。
ネットワークインターフェース層のプロトコルにはEthernetなどがあり、主にLANのための通信規約です。
一つ一つ勉強するとちょっと長くなるので、ここでは、セキュリティ対策に必要不可欠な規約を理解するとしましょう。
(5)パケット(1Pダイアグラム)。
インターネット上を流れているデータはパケットまたはメッセージと呼ばれます。
インターネット層のプロトコル(IP)によって通信しているので1Pダイアグラムと呼ぶこともあります。
パケットにはプロトコルによって特有の情報が含まれています。
1CMPメッセージ1CMPによる通信の1つであるPingを例に、通信中のパケットを見てみましょう。
Pingというのは、相手のコンヒ。
ュータが稼動中かどうか問い合わせるものです。
r元気?」と話し掛けて「元気だよ」と返事をもらうようなものですね。
資料96Pingの例(Windows2000のコマンドプロンプトから実行、下線部が入力したコマンド)103ftp://ftpietforg/rfcl資料96の例は、IPアドレスが192168120のパソコンからPingコマンドで1921681158のパソコンに問い合わせをしたところ、3回の「返事」が返ってきたものです。
1921681158のパソコンは稼動中だとわかります。
このときインターネットを流れたパケットには次の項目が含まれています104。
送信先と送信元にIPアドレスが使われていることがわかります。
4番目のパケット表93PingでやりとりされるパケットUDPパケットUDPを使って通信を行うプロトコルにDNS(DomainNameSystem)があります。
DNS自体はアプリケーション層のプロトコルです。
プロトコノレは階層化されているので、表94のようなイメージになります。
トランスポート層のプロトコルは(UDP)インターネット層のプロトコルは(IP)表94DNSとかいのプロトコルインターネット上の住所にIPアドレスが使われているのはわかりましたね。
Webサイトに接続するにも、メールサーバにメールチェックの問い合わせをするにもサーバのIPアドレスを知る必要があります。
ところが、実際に私たちは、私たちにとって覚えにくいIPアドレスより、ホスト名とドメイン名の組み合わせ105を指定してアクセスしています。
それでも目的のWebサイトやメールサーバに接続できるのは、パソコンが自動的にホスト名からIPアドレスを調べているからです。
ホスト名からIPアドレスを調べる方法は、DNSサーバに問い合わせることです。
私たちが、ブラウザのアドレス欄にrhttp://secedcac担I」と入力したとき、パソコンは、DNSサ一パに「IPアドレスは何ですか?」と尋ねます。
DNSサ一パはそのパソコンにブラウザはIPアドレスが判ったのでWebサーバに接続できるようになります。
これを名前解決といいます。
ホスト名からIPアドレスを調べることを正引き名前解決、IPアドレスからホスト名を調べることを逆引き名前解決といいます。
このときのパケットの内容を見てみましょう(表95)。
クライアントのIPアドレスを192168120、DNSサーバのIPアドレスを1921681158とします。
104パケット内の項目順は簡単のために入れ替えています。
105secの部分がホスト名、edcac担までの部分がドメイン名です。
secedcac」p全体をホスト名と呼ぶこともあります。
表95クライアント(192168120)がDNSサーバ(1921681158)に問い合わせ正引き名前解決をした例質問をして返事をもらう点ではPingと同じですが、ポート番号が使われていますね。
なぜでしょうか。
IPアドレスは、インターネット上のコンピュータの住所です。
コンピュータはサーバ用のソフトウェアを起動すればサーバとして機能することができます。
Webサーパ用のソフト(Apacheなど)を起動すればWebサーバに、受信メールサーバ用のソフトを起動すれば受信メールサーバになります。
送信メールサーバにもDNSサーバにもなれます。
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